Sunday, December 22, 2013

【タケ小山の目】アジア選抜連覇のキーは石川遼と藤田寛之



【タケ小山の目】アジア選抜連覇のキーは石川遼と藤田寛之
2日目は惜敗した石川、藤田ペア(Photo by Victor Fraile、Getty Images)
 アジア選抜と欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」も2日目を終了。今大会を国内独占生中継しているCS放送ゴルフ専門チャンネルの「ゴルフネットワーク」で解説者を務めているタケ小山プロに最終日の展望を語ってもらった。

 2日目を終えてアジア選抜5ptに対して欧州選抜3ptとアジア選抜が2ptのリード。あとは最終日のシングルス戦を残すのみとなり、アジア選抜が連覇を達成するには3.5ptが必要となる。

 シングルス戦に臨むにあたり、小山プロが太鼓判を押すのはタイのトンチャイ・ジェイディとキラデク・アフィバーンラトの2選手だ。「2人は完璧なプレーをしていて、いつどの相手と当たってもいいゴルフをしている。この2人の2勝は計算できると思う」また韓国のキム・キョンテも安定したプレーを披露しており、勝ち星の計算できる選手に推した。また石川遼と藤田寛之については「今日のマッチは落としたけど、石川選手の状態は良い。藤田選手はパッティングが課題になると思うけど、それさえかみ合えば十分期待できる。アジア選抜の連覇にはこの2人の活躍がキーになるだろう」と話した。

 欧州選抜については、第4マッチを引き分けに持ち込んだアルバロ・キロス(スペイン)の最終18番バーディを挙げて、「あれが決まってなかったらアウトだったね」と状況を分析した。たしかに最後のマッチをアジア選抜が奪っていたらリードは3ptとなり、欧州選抜が逆転するのは最終日6ptが必要となった。そうなれば好調なアジア選抜を相手に逆転するのは非常に厳しい状況になっただろう。とはいえ、欧州選抜の選手について「勝ち星を計算できるのはトービヨン・オルセン(デンマーク)とベルント・ウィスバーガー(オーストリア)だけ。パワーバランスからしてもアジア選抜が勝つと思う」と話し、アジア選抜が連覇に向けて有利な状況にあるのは間違いない。

 最終日の予想をする一方で小山プロが警鐘を鳴らすのは開催コースの状況だ。「デジカメで撮影するどころかムービーを撮っている人もいる。車が勝手に動き出したり、ボランティアの人が選手にサインをもらったり、ゴルフをやる環境じゃないよ」とトーナメント観戦のマナーが浸透していない中国のゴルフ環境を嘆いた。実際、選手がスイングしている時にシャッター音が鳴るなどプレー面にも確実に影響が出ており、「シャッター音に惑わされている選手がいるのもたしか」と話した。

※「ザ・ロイヤルトロフィ」はCS放送ゴルフ専門チャンネルの「ゴルフネットワーク」で大会3日間を国内独占生中継!2日目の模様は22日(日)朝7時から再放送。最終日の模様は昼12時から生中継!(最大19時まで延長)

最終決戦! マッチプレーカードは見もの



最終決戦! マッチプレーカードは見もの
第2マッチで引き分けた中国ペアは明日もカギを握る存在になりそうだ ザ・ロイヤルトロフィ(2013)(2日目) 写真・村上航
ザ・ロイヤルトロフィ(12月20~22日、中国・広州 ドラゴンレイクGC、6968ヤード、パー72)

 最終日の個人戦・マッチプレーの組み合わせが決定した。石川遼はマーク・ウォーレン(スコットランド)と、藤田寛之は2日間対戦したベルント・ウィスバーガー(オーストリア)と再戦することとなった。

「昨日の時点では非常にナーバスになっていたが、今はとてもエキサイティング。今日の最後の勝負を引き分けにしてくれたことで、命拾いした。明日のマッチはいい状態でスタートできると思う」

 昨日の会見では沈みがちだった欧州選抜チームのホセ・マリア・オラサバルキャプテンは、最終日での巻き返しを期待していた。

 対するアジア選抜チームのキャプテン、Y・E・ヤンは、

「最後のゲームは残念だったが、2試合目に地元の呉阿順、梁津萬が非常にいいプレーで引き分けまで持ってきてくれた。その勢いを買って、組の終盤に二人を配置したので、ぜひ頑張ってほしい」

 と、調子を上げている中国勢の二人にチーム勝利の命運を預けた。

 これまでの対戦とは違い、一対一のガチンコ勝負となるマッチプレー。2日目を終えてアジアチームが5対3と2ポイントリードしているが、その差はこのマッチプレーで一気にひっくり返る可能性もある。両チームの奮闘に期待したい。

文・石原健司

11:05(日本時間12:05)
キラデク・アフィバーンラトvsポール・ローリー

11:15(日本時間12:15)
トンチャイ・ジェイディーvsスティーブン・ギャラハー

11:25(日本時間12:25)
石川遼vsマーク・ウォーレン

11:35(日本時間12:35)
金亨成vsデビッド・ハウエル

11:45(日本時間12:45)
金庚泰vsアルバロ・キロス

11:55(日本時間12:55)
呉阿順vsトービヨン・オルセン

12:05(日本時間13:05)
藤田寛之vsベルント・ウィスバーガー

12:15(日本時間13:15)
梁津萬vsニコラス・コルサーツ

【GOLF】石川&藤田ペア惜敗もチームはリード守る ロイヤルT



【GOLF】石川&藤田ペア惜敗もチームはリード守る ロイヤルT
この日はなかなか呼吸が合わなかった石川(中央)&藤田(右)の日本人ペア。最終日のシングルスに期待したい。(写真提供:Getty Images)
 石川遼&藤田寛之の“チーム・ジャパン”は惜敗を喫したが、アジア選抜はリードを守った。

 Y・E・ヤン(韓)主将率いるアジアチームとホセ・マリア・オラサバル(スペイン)主将率いる欧州チームが名誉をかけて激突する第7回 ザ・ロイヤルトロフィは現地時間21日、中国のドラゴンレイクゴルフクラブを舞台に2日目の競技を終了。フォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)方式による4マッチは両チーム1勝1敗2引き分けで2ポイントずつを分け合った。この結果5.0対3.0でアジアチームの2ポイントリードで最終日のシングルマッチに突入することとなった。

 ヤン主将は前日同様、同じ国の選手同士をペアにする作戦を続行。第1マッチのトンチャイ・ジェイディ&キラデク・アフィバーンラトのタイコンビがポール・ローリー&スティーブン・ギャラハー(ともにスコットランド)組を相手に2アンド1で幸先の良い1勝目をゲットすると、地元中国ペアのリャン・ウェンチョン&呉阿順がデビッド・ハウエル(英)&マーク・ウォーレン(スコットランド)組とのマッチで上がり2ホール連続バーディを奪ってオールスクエア(引き分け)に持ち込み0.5ポイントをゲットした。

 ところが第3マッチに登場した石川&藤田ペアがチームの足を引っ張ってしまった。「マッチプレーは何があるかわからない」という藤田の言葉通り、比較的やさしいフォーマットだというのに藤田がボギーを打つと石川もボギーに“お付き合い”する場面が多々見られた。石川は前半4バーディを奪ったが後半ノーバーディ、藤田は18ホール中バーディを1つしか奪えず、ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)&トービヨン・オルセン(デンマーク)組に1ホールを残して2ダウンで敗れ、相手チームに1ポイントを献上してしまった。

 しかし最終マッチの金庚泰&金亨成(ともに韓国)はニコラス・コルサーツ(ベルギー)&アルバロ・キロス(スペイン)の飛ばし屋コンビとの接戦を引き分け、悪いムードは断ち切った。

「こういう展開はある程度予想していた。2ポイントリードで最終日というのは上出来。我々は皆良いプレーをしている。連覇に自信を深めた」とヤン主将。最終日のシングルスでは今ひとつ調子の上がらない日本人ペアの“出来”が鍵を握ることになりそうだ。

石川・藤田組敗戦もアジア選抜がリードを奪って最終日へ!



<ザ・ロイヤルトロフィ 2日目◇21日◇ドラゴンレイクゴルフクラブ>

 中国にあるドラゴンレイクゴルフクラブを舞台に開催中のアジア選抜と欧州選抜の対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」の2日目。この日はフォアボール形式の4マッチが行われ、初日3勝1敗とリードを奪ったアジア選抜が1勝1敗2分として、2ptのリードを奪ったまま最終日に臨むことになった。

 第1マッチを制したのはトンチャイ・ジェイディ&キラデク・アフィバーンラトのアジア選抜タイコンビ。今大会抜群の安定感を誇るコンビは多くのバーディが飛び出す激戦ながらマッチを終始リード。アップドーミーで迎えた16番で唯一のダウンを喫したが、続く17番でアフィバーンラトが長い距離のバーディを沈めて勝利を呼び込み、2日連続の1ptをアジア選抜にもたらした。

 続く第2マッチには地元中国の期待を一新に背負うリャン・ウェンチョン&ゴ・アジュンの中国コンビが登場。デビッド・ハウエル(イングランド)&マーク・ウォーレン(スコットランド)のコンビと激突し、スタートホールから2アップを奪う活躍を見せた。しかし13番14番を続けて落として欧州選抜に逆転を許すと、2ダウンのまま17番のドーミーホールへ。あとがない中国コンビだったが、ここから地元の意地を見せて17番18番と連続アップ。引き分けに持ち込むことに成功し0.5ptを分け合った。

 第3マッチでは石川遼&藤田寛之の日本コンビがトービヨン・オルセン(デンマーク)&ベルント・ウィスバーガー(オーストリア)と激突。9ホール終えた段階では1アップのリードを奪った日本コンビだが、11番でオールスクエアに戻されると、14番15番と続けて落とし痛恨の2ダウンを喫してしまう。結局ドーミーホールとして迎えた17番でもアップを奪うことができず、このマッチは2&1で欧州選抜が1ptを奪った。

 第4マッチの韓国コンビ、キム・キョンテ&キム・ヒョンソンはアルバロ・キロス(スペイン)&ニコラス・コルサーツ(デンマーク)の飛ばし屋コンビとの対決。序盤こそ2ダウンを喫するなど劣勢を強いられたが、8番ホールから3連続アップを奪い逆転に成功すると、さらに13番を取りリードを2アップに広げることに成功した。そのまま2アップのリードを保ったまま17番ドーミーホールを迎えた韓国コンビだったが、ここからまさかの連続ダウン。土壇場で欧州選抜が巻き返し、最終マッチは引き分けで0.5ptを分け合った。

 最終日のシングルス戦を残すのみとなった「ザ・ロイヤルトロフィ」。現時点ではアジア選抜5pt、欧州選抜3ptとアジア選抜が2ptのリードを奪い優位につけているが、最大8ptが動くシングルス戦では何が起こるかわからない。最終日のシングルス戦ではどのような展開となるのか。

※「ザ・ロイヤルトロフィ」はCS放送ゴルフ専門チャンネルの「ゴルフネットワーク」で大会3日間を国内独占生中継!2日目の模様は22日(日)朝7時から再放送。最終日の模様は昼12時から生中継!(最大19時まで延長)

<速報>石川&藤田組、2日目は2&1で惜敗



<ザ・ロイヤルトロフィ 初日◇20日◇ドラゴンレイクゴルフクラブ>

 中国にあるドラゴンレイクゴルフクラブで開催中のアジア選抜と欧州選抜との対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」。大会2日目、石川遼、藤田寛之組はトービヨン・オルセン(デンマーク)、ベルント・ウィスバーガー(オーストリア)組とフォアボールダブルスで対戦。前半1アップリードした石川、藤田組だったが後半3ホール相手に奪われ逆転、2&1で敗退した。
 
 この日石川、藤田組は前半1アップリードし折り返したが、後半入ってすぐに欧州組に取り返されオール・スクエアにされると14、15番で立て続けに取られ2ダウン、リードを許してしまう。その後2ホール取り返せず1ホール残し敗退した。